2009.08.09 (Sun)

コード(1) コードのしくみ(三和音)

コードのしくみ
さて、「コードのしくみ」についてを学んでいく前に、ここでも「音程」をもとに考えていく事になります。「音程」がまだわからない人は「音程ステップ①」「音程ステップ②」を読みましょう。
少し不安だという人は「音程ドリル(問題集)」で確かめましょう。

コードとは簡単に言えば和音のことです。
そして一般的に使われるのは「三和音」「四和音」といわれるもので、
三和音=3つの音からできる和音
四和音=4つの音からできる和音
です。
※「和音が3つ」「和音が4つ」ではありません。

四和音は三和音にさらに1つの音がたされて四和音となります。
そのため、コードにおける基本は三和音ということになります。

・・・・・と言う事で、三和音から見ていきましょう。

「三和音」----------------------------------------
三和音は「トライアド」とも言われたりします。
ここではわかりやすく三和音という言葉を使って説明していきます。

三和音は3つの音を組み合わせるのですが、その組み合わせ方にいくつか種類があります。
・メジャー(長三和音)
・マイナー(短三和音)

・オーグメント(増三和音)
・ディミニッシュ(減三和音)
・サスフォー(・・三和音)
主に以上の5つがあり、その中でも 「長三和音」「短三和音」 というものが中心となって使われます。

・・・・・と言う事で次回は「長三和音」を見てきましょう。
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2009.08.20 (Thu)

コード(2) 長三和音(メジャー・トライアド)

長三和音 ---------------------------------------------

長三和音は 基準となる音の上に長3度と完全5度の音 を組み合わせた和音です。

見本1 ----------------------------------------
例えば基準となる音を 「ド」 とします。(下記)
コード(2)ド
この基準となる音を ルート(根音) といいます。
この音(ルート)に長3度上の音 「ミ」 を足します。(下図)
コード(2)ド・ミ
さらに基準音(ルート)の完全5度上の 「ソ」 を足します。(下図)
コード(2)ド・ミ・ソ
これで長三和音の完成です。
ルート + 長3度 + 完全5度 = 長三和音   ですね。
今回はルートを「ド=C」としたので、このコードの名前は 「 C 」 となります。

もう1つ例を見てみましょう。
見本2 ----------------------------------------
次は基準音(ルート)を 「ミ」 にして見ましょう。(下図)
コード(2)ミ
さて次はお解かりでしょうか?
この音の上に音を乗せて下さい。長3度ですよ。
コード(2)ミ・#ソ
さらに完全5度上の音を乗せると・・・・・
コード(2)ミ・#ソ・シ
出来ましたか?
どの音を基準にしても ルート + 長3度 +完全5度 は変わりません。
見本2はルートを「ミ(E)」としたので、このコードの名前は 「 E 」 です。
長三和音のコードネームはルートの音で表します。

長三和音 終了 ----------------------------------------
次回は短三和音・・・。 
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2009.08.30 (Sun)

コード(3) 短三和音 マイナー・トライアド

短三和音 ----------------------------------------
短三和音は 基準となる音の上に短3度と完全5度の音 を組み合わせた和音です。

見本1 ----------------------------------------
例えば基準となる音を 「ド」 とします。(下記)
コード(3)ド
この基準となる音を ルート(根音) といいます。
この音(ルート)に短3度上の音 「bミ」 を足します。(下図)
コード(3)ド
さらに基準音(ルート)の完全5度上の 「ソ」 を足します。(下図)
コード(3)ド・bミ・ソ
これで短三和音の完成です。
ルート + 短3度 + 完全5度 = 短三和音   ですね。
今回はルートを「ド=C」としたので、このコードの名前は 「 Cm(シーマイナー) 」 となります。

もう1つ例を見てみましょう。
見本2 ----------------------------------------
次は基準音(ルート)を 「ミ」 にして見ましょう。(下図)
コード(3)ミ
この音の上に音を乗せて下さい。短3度ですよ。
コード(3)ミ・ソ
さらに完全5度上の音を乗せると・・・・・
コード(3)ミ・ソ・シ
出来ましたか?
どの音を基準にしても ルート + 短3度 +完全5度 は変わりません。
見本2はルートを「ミ(E)」としたので、このコードの名前は 「 Em(イーマイナー) 」 です。
短三和音のコードネームは ルートの音 + m(マイナー) で表します。
短三和音 終了 ----------------------------------------
次回は増三和音・・・。
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2009.08.31 (Mon)

コード(4) 増三和音(オーグメント・トライアド)

増三和音 ----------------------------------------
増三和音は 基準となる音の上に長3度と増5度の音 を組み合わせた和音です。

見本1 ----------------------------------------
例えば基準となる音を 「ド」 とします。(下記)
コード(4)ド
この基準となる音を ルート(根音) といいます。
この音(ルート)に長3度上の音 「ミ」 を足します。(下図)
コード(4)ド・ミ
さらに基準音(ルート)の増5度上の 「#ソ」 を足します。(下図)
コード(4)ド・ミ・#ソ
これで増三和音の完成です。
ルート + 長3度 + 増5度 = 増三和音   ですね。
今回はルートを「ド=C」としたので、このコードの名前は 「 Caug(シーオーグメント) 」 となります。

もう1つ例を見てみましょう。
見本2 ----------------------------------------
次は基準音(ルート)を 「ミ」 にして見ましょう。(下図)
コード(4)ミ
この音の上に音を乗せて下さい。長3度ですよ。
コード(4)ミ・#ソ
さらに増5度上の音を乗せると・・・・・
コード(4)ミ・#ソ・#シ
出来ましたか?
どの音を基準にしても ルート + 長3度 +増5度 は変わりません。
見本2はルートを「ミ(E)」としたので、このコードの名前は 「 Eaug(イーオーグメント) 」 です。
増三和音のコードネームは ルートの音 + aug(オーグメント) で表します。

増三和音 終了 ----------------------------------------
次回は減三和音・・・。
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2009.09.01 (Tue)

コード(5) 減三和音(ディミニッシュ・トライアド)

減三和音 ----------------------------------------
減三和音は 基準となる音の上に短3度と減5度の音 を組み合わせた和音です。

見本1 ----------------------------------------
例えば基準となる音を 「ド」 とします。(下記)
コード(5)ド
この基準となる音を ルート(根音) といいます。
この音(ルート)に短3度上の音 「bミ」 を足します。(下図)
コード(5)ド・bミ
さらに基準音(ルート)の減5度上の 「bソ」 を足します。(下図)
コード(5)ド・bミ・bソ
これで減三和音の完成です。
ルート + 短3度 + 減5度 = 減三和音   ですね。
今回はルートを「ド=C」としたので、このコードの名前は 「 Cm-5 」 となります。

もう1つ例を見てみましょう。
見本2 ----------------------------------------
次は基準音(ルート)を 「ミ」 にして見ましょう。(下図)
コード(5)ミ
この音の上に音を乗せて下さい。短3度ですよ。
コード(5)ミ・ソ
さらに減5度上の音を乗せると・・・・・
コード(5)ミ・ソ・bシ
出来ましたか?
どの音を基準にしても ルート + 短3度 +減5度 は変わりません。
見本2はルートを「ミ(E)」としたので、このコードの名前は 「 Em-5 」 です。
減三和音のコードネームは ルートの音 + m + -5 で表します。

減三和音 終了 ----------------------------------------
次回はサスフォー・・・。
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2009.09.02 (Wed)

コード(6) サスフォー(sus4)

サスフォー(sus4) ----------------------------------------
サスフォーは今までの長三和音・短三和音・減三和音・増三和音とは少しちがいます。
このコードは最初の内は覚えなくても特に困ることもないですが・・・・一応載せておきます。

サスフォーは 基準となる音の上に完全4度と完全5度の音 を組み合わせた和音です。

見本1 ----------------------------------------
例えば基準となる音を 「ド」 とします。(下記)
コード(5)ミ
この基準となる音を ルート(根音) といいます。
この音(ルート)に完全4度上の音 「ファ」 を足します。(下図)
コード(5)ド・ファ
さらに基準音(ルート)の完全5度上の 「ソ」 を足します。(下図)
コード(5)ド・ファ・ソ
これでサスフォーの完成です。
ルート + 完全4度 + 完全5度 = サスフォー   ですね。
今回はルートを「ド=C」としたので、このコードの名前は 「 Csus4 」 となります。

もう1つ例を見てみましょう。
見本2 ----------------------------------------
次は基準音(ルート)を 「ミ」 にして見ましょう。(下図)
コード(5)ミ
この音の上に音を乗せて下さい。完全4度ですよ。
コード(5)ミ・ラ
さらに完全5度上の音を乗せると・・・・・
コード(5)ミ・ラ・シ
出来ましたか?
どの音を基準にしても ルート + 完全4度 + 完全5度 は変わりません。
見本2はルートを「ミ(E)」としたので、このコードの名前は 「 Esus4 」 です。
サスフォーのコードネームは ルートの音 + sus4 で表します。

サスフォー 終了 ----------------------------------------
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2009.09.03 (Thu)

コード(7) 三和音の整理して覚える

さて、ここで一旦今までにやった5種類の三和音を整理してみましょう。

コードネーム         構成音            コード表記

  • 長三和音    ルート + 長3度  + 完全5度   (C、E)


  • 短三和音    ルート + 短3度  + 完全5度   (Cm、Em)


  • 増三和音    ルート + 長3度  + 増3度    (Caug、Eaug)


  • 減三和音    ルート + 短3度  + 減5度    (Cm-5、Em-5


  • サスフォー   ルート + 完全4度 + 完全5度   (Csus4,Esus4)


  • この上記5種類のコード(特に上の4つ)を覚えるだけで、無数にあるコードの構成音が直ぐにわかるわけです。コードを1つ1つ覚えることはありません。

    よく参考書、解説書の最後にコードの一覧表みたいなのがありますが、あれを見ていてはいつまでたっても覚えられないでしょう。また今後の音楽理論を学んで行くにあたっては上記の5つ(特に上4つ)は覚えて、そこからコードは割出すように心がけましょう。
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    2009.09.23 (Wed)

    音階とコード(1) 三和音

    コードのしくみ」で三和音を学んだあとは音階の中での三和音を見ていきましょう。

    では今回のサンプルは【イ長調】にしてみましょう。

    「イ長調」の構成音はわかりますか?
    復習もかねて下記に書いてみましょう!
    音階とコード(1)

    出来ましたか?(わからない人は「音階」を参照
    答えは下記です。

    音階とコード(1)イ長調

    イ長調なので『ラ』の音から始まる上記のようになります。(参照
    これを調号を使って表すと・・・・

    音階とコード(1)イ長調・調号

    これで表記はすっきりしましたね。
    ですが今回は「音階の中での三和音」なのでここからが本番!
    ・・・といっても簡単です。
    上記の各構成音の上に1つおきに音を重ねて行くだけ。
    そうすると下記のようになります。

    音階とコード(1)イ長調・三和音

    実はこれがイ長調で使われる三和音なのです。
    この7つの構成音から出来た7個の和音が『イ長調の中で使われる7つの和音』となるのです。

    つづく・・・。
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    2009.09.24 (Thu)

    音階とコード(2) 主要三和音

    さて「イ長調のなかで使われる7つの和音」は実際にはどのような和音が使われているのか見てみましょう。
    ここでも復習をかねて各和音の下にコードネームを書いてみて下さい。(コードのしくみを参照
    音階とコード(1)イ長調・三和音
    調号に気をつけてね。

    答えは下記です。
    音階とコード(1)イ長調・(コード名)
    実際に使われているコードを見てみると・・・・
    長三和音・・・3つ
    短三和音・・・3つ
    減三和音・・・1つ
    となります。
    そしてその内の1つ『減三和音』は実際にはあまり使われていないのです。
    ということは長三和音と短三和音で構成されている・・・と言うことになります。
    なので、コードがまだ覚えられない人は「長三和音」と「短三和音」を中心に覚えましょう。

    「長三和音と短三和音で構成されている」と言うのは、どの音を主音に置いても(どの調でも)同じです。ハ長調でも、ヘ短調でもホ短調でもみーんな「長三和音」と「短三和音」で構成されています。

    そして左から(主音から)順にⅠ・Ⅱ・Ⅲ・・・・・と書いているのが音度名といいますが、後々この記号をよく使うことになるので今の内に頭の隅に置いておいて下さい。(下記参照)
    音階とコード(1)イ長調(機能名・音度名)
    音度名の上に書いてあるのが機能名といいます。(本来はすべての和音に機能名がありますが今は3つだけ)
    これも後々使うことになるのでこちらも頭の隅に置いておいて下さい。

    T=トニック
    S=サブドミナント
    D=ドミナント
    ・・・・・・と言います。

    さて『主要三和音』という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、上記で機能名をつけた3つを主要三和音と言います。
    そのなのとおり7つの和音の主役ということですね。
    今回の「イ長調」の場合だと A と D と E の3つが主要三和音となります。
    音階とコード  |  コメント(0)

    2009.09.25 (Fri)

    音階とコード(3) 三和音 (短調編)

    前回やったのは【イ長調】だったので今回は「短調」もやってみましょう。

    では、今回のサンプルは・・・【ホ短調】にしてみましょう。

    前回と同様に、ホ短調の構成音を書いて見て下さい。
    音階とコード(1)

    出来ましたか? (わからない人は「音階」を参照)
    答えは下記です。

    音階とコード(2)ホ短調

    ホ短調なので『ミ』の音から始まる上記のようになります。(参照
    これを調号を使って表すと・・・・

    音階とコード(2)ホ短調・調号

    ここから先も前回と同じです。
    各構成音の上に1つ置きに音を重ねて下さい。

    音階とコード(2)ホ短調・和音

    出来ましたか?
    これで『ホ短調の中で使われる7つの和音』が出来ました。
    ・・・・・・・ですが・・・・・
    音階とコード  |  コメント(0)
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