2010.03.02 (Tue)

編曲とは・・・

編曲とは何でしょうか?
「作曲」という言葉もありますが、「編曲」と何が違うのでしょうか?

作曲も編曲も音楽を作っていくことに変わりはないのですが、一般的には・・・
作曲はメロディー編曲はそれ以外を作っていく事と考えて下さい。

ただ、メロディーだけを考えて作曲と明記するのか、メロディーとコード進行を考えて作曲とするのか、はたまたメロディーとコード進行とそれ以外も全部考えて作曲とするのかは正確には定まっていません。

本来、作曲というものは字のとおり「曲を作る」事を意味しています。
大昔は、編曲も含めて作曲・・・としていました。
その為に、一般的には作曲者が音楽を作っている人だ。もしくは中心人物だ。・・・と考えてしまいますがそうではありません。場合によっては編曲者が音楽を作っている中心人物ということも十分にありえます。

上記に書いたとおり作曲はメロディーだけを考えている場合もあるので、例えばオジサンが酔っ払いながら鼻歌を歌い、それに別の人が伴奏などのそれ以外の音を作ったとしたら「作曲=オジサン」になります。
極端にいえば作曲は誰にでもできる・・・とも言えます。
それとは反対に
編曲は誰にでもできる・・・と言う人は中々いないでしょう。

編曲はメロディーに対して、どのような楽器(編成)でどのようなハーモニーを、そしてどのようなリズムで音をならすのかを考えなければなりません。
その為に編曲は音楽の雰囲気を決定付ける重要な作業となります。

また、上記で示した以外にすでに完成された曲(音楽)をちがった楽器編成や雰囲気になるように考えることも編曲といいます。

編曲はアレンジとも言う(arrangement)。

本ブログでは音楽を作る上で、作曲(メロディーを作ること)よりも編曲(メロディーに音を付けていくこと)がより重要と考えて編曲を学んで行こうと思います。そして編曲も「曲を作ること(作曲)」と考えて進めたいと思います。
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2010.03.04 (Thu)

編曲に必要なこと

前回は「編曲とは何か」を書きましたが、今回はもう少し具体的に編曲するには「何を知る必要があるのか」「何をすれば良いのか」について。

編曲には2つの事が必要です。

・メロディーに音を付けていく
・楽器を知る


メロディーに音を付けていく・・・というのは、以前に和声の項目でメロディーにコードをつけるなどで書いたような事を、もっと深く考えていくことです。その為の基礎知識は【コード】や【和声】で学ぶとして、【編曲】では実際に音を付けていく(足していく)と言うことやってみましょう。

楽器を知る・・・というのは、演奏される楽器はどういう音が出るのか、どういう特徴があるのかを知って、それらを音を付けていくヒントにしようと言うことです。また楽譜も楽器独特のものもあるので知っておく必要があります。
楽器にはさまざまなものがあり、すべてを知ることは不可能なので、自分の好きな音楽に使われている楽器を中心に覚えましょう。

例えば・・・・・

バンドだったら
・ギター
・ベース
・ドラム
・キーボード ・・・など

クラシックオーケストラだったら
・弦楽器群(ヴァイオリンとか)
・金管楽器群(ホルンとか)
・木管楽器群(フルートとか)
・打楽器群(ティンパニとか)
・ピアノ ・・・など
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2010.03.08 (Mon)

終止形とは・・・

終止形とは字の通り「終わりを表す形」です。
たいていの音楽は1曲としては長くても、よく見てみると(聴いてみると)ある一定のまとまりが積み重なって出来ているものです。もしくはそのように感じる事ができます。

わかり易いところで言えば、「Aメロ」→「Bメロ」→「サビ」・・・のように3つのまとまりが積み重なって1曲となっています。みなさんはカラオケなどで「Aメロ」が終わったあと気持ち一息ついているような感じはないですか?
その後に「Bメロ」へ言って、「Bメロ」が終わった後に気合を入れて「サビだ~」みたいな。

このように、1曲のなかで大きく「句切り」をつける事ができる所を『終止』と言い、その終わる形を『終止形』と言います。

実際は「Aメロ」の中でも、「句切り」を付ける事ができる所(そう感じさせる所)がいくつかあります。多くは4小節や8小節で「句切り感」があったりします。つまり4小節や8小節で終止形があると言う事ですね。

文章と同じですね。
大きな「段落」があって、文の終わりは「。」があり、さらに文の途中で「、」がある。

音楽も同じように捉えてみようと言う事です。
一般的に終止は以下の4つがあります。
・全終止
・半終止
・偽終止
・変終止

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2010.03.10 (Wed)

全終止と半終止

【全終止】
あるフレーズが属和音(Ⅴ)の基本形から主和音(Ⅰ)の基本形に進行して終わるものを全終止と言います。【Ⅴ→Ⅰ】とか【Ⅴ7→Ⅰ】の進行ですね。
最も多く使われる終止で、句切り感(終止感)を最も強く感じることができる終止形です。
文章で言えば「。」みたいなものですね。
全終止1
※お使いのブラウザにプラグインソフトがインストールされていません。(参照http://www.apple.com/jp/quicktime/)プラグインソフトをインストール後に問題を解いて下さい。


全終止2
※お使いのブラウザにプラグインソフトがインストールされていません。(参照http://www.apple.com/jp/quicktime/)プラグインソフトをインストール後に問題を解いて下さい。


【半終止】
ある和音から属和音(Ⅴ)の基本形に進行して終止するものを半終止と言います。
四和音自体が不安定な響きなのでⅤ7は含みません。三和音で終わるものです。
これも多く使われる終止ですが、終わりきれてない感じがする終止です。・・・なので半終止。
文章で言えば「、」みたいなもの。一息付くけどまだ終わりませんよって感じですね。
半終止
※お使いのブラウザにプラグインソフトがインストールされていません。(参照http://www.apple.com/jp/quicktime/)プラグインソフトをインストール後に問題を解いて下さい。
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2010.03.12 (Fri)

偽終止と変終止

【偽終止】
あるフレーズが属和音(Ⅴ)の基本形からⅥの和音の基本形に進行して終わるものを偽終止といいます。【Ⅴ→Ⅵ】とか【Ⅴ7→Ⅵ】の進行ですね。
Ⅰで終わるものは全終止でしたが、Ⅰの代理として同じトニックの和音であるⅥで終わる終止形です。文章で言えば「。」はつけるけどまだ続きがありますよって感じですね。
偽終止
※お使いのブラウザにプラグインソフトがインストールされていません。(参照http://www.apple.com/jp/quicktime/)プラグインソフトをインストール後に問題を解いて下さい。


【変終止】
下属和音(Ⅳ)から主和音(Ⅰ)に進行して終わるものを変終止と言います。
全終止よりもゆるやかな終止感がありますね。
その他に、アーメン終止やプラガル終止とも言われます。
変終止
※お使いのブラウザにプラグインソフトがインストールされていません。(参照http://www.apple.com/jp/quicktime/)プラグインソフトをインストール後に問題を解いて下さい。
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2010.03.14 (Sun)

反進行と斜進行と並進行

和声の中では四声部のなかのある二声部間の進行に注目して、大きく3つの進行に分けて考えることがあります。(おもにソプラノとバスの外声などに使われます)
和声の中でちょこちょこ説明に使うことも出てくるので、覚えておきましょう。

【反行(反進行】
下記のように両声部が反対の方向へ進行することを反行と言います。
何かと好まれる進行ですね。
反進行


【斜行(斜進行)】
下記のように片方の声部が保留され、もう片方の声部が上(または下)へ進行することを斜行といいます。
反行の次に好まれる進行ですね。
斜進行


【並行(並進行)】
下記のように両声部が同じ方向へ進行することを並行といいます。
あまり好まれない進行ですね。(ダメと言うわけではありません。)
並進行
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2010.03.16 (Tue)

二声聴音(7) 問題11~12を耳コピー

では今日も2つほど耳コピーしましょう。

二声聴音のルールを見る

【問題11】 次の演奏を楽譜に書き取って下さい。
※お使いのブラウザにプラグインソフトがインストールされていません。(参照http://www.apple.com/jp/quicktime/)プラグインソフトをインストール後に問題を解いて下さい。 


【問題12】 次の演奏を楽譜に書き取って下さい。
※お使いのブラウザにプラグインソフトがインストールされていません。(参照http://www.apple.com/jp/quicktime/)プラグインソフトをインストール後に問題を解いて下さい。

出来ましたか?
解答はこちら

聴音  |  コメント(0)

2010.03.18 (Thu)

二声聴音(8) 問題13~14を耳コピー

では今日も2つほど耳コピーしましょう。

二声聴音のルールを見る

【問題13】 次の演奏を楽譜に書き取って下さい。
※お使いのブラウザにプラグインソフトがインストールされていません。(参照http://www.apple.com/jp/quicktime/)プラグインソフトをインストール後に問題を解いて下さい。 


【問題14】 次の演奏を楽譜に書き取って下さい。
※お使いのブラウザにプラグインソフトがインストールされていません。(参照http://www.apple.com/jp/quicktime/)プラグインソフトをインストール後に問題を解いて下さい。

出来ましたか?
解答はこちら
聴音  |  コメント(0)

2010.03.24 (Wed)

ソプラノ課題とバス課題

一般的の和声を学んで行く時は【ソプラノ課題】と【バス課題】と言うもので学んでいく事になります。本ブログでもこれらで和声というものに慣れていこうと思います。

【ソプラノ課題】
ソプラノ課題とは、ソプラノを与えられてそれらにその他の声部をつけて行こうというものです。
1つのソプラノには色々な和音をつけることが出来るのが基本なので、使う和音が増えれば増えるほど出来上がりは人それぞれ多種多様になっていきます。楽譜で見ると下記のような感じ!↓↓
ソプラノ課題例題1

【バス課題】
バス課題とは、バスを与えられてそれらにその他の声部をつけて行くというものです。
こちらも1つのバスに色々な和音を付ける事ができるので、ソプラノ課題と同様に使う和音が増えていくにしたがって出来上がりは様々です。楽譜で見るとこんな感じ!↓↓
バス課題(例題1)


使う和音が増えればそれだけ難しく感じるので、少しずつ使う和音を増やしていくのが良いでしょう。また実際に作曲や編曲のことを考えるとソプラノ課題のほうがイメージが近い場合が多いと思います。
では実際にやってみましょう!!
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2010.03.26 (Fri)

ソプラノ課題の解き方(前編)

では実際にソプラノ課題をやってみましょう。
・・・・と言っても、今までにやった和音連結は【Ⅰ・Ⅴ・Ⅴ7】だけなのでそれだけを使ってやってみましょう。

【ソプラノ課題・例題1】下記のソプラノ課題を実施して下さい。
(使用和音はⅠ・Ⅴ・Ⅴ7のみ)
ソプラノ課題例題1

ポイント①
まず基本はソプラノに対して反行となるようなバスの進行を考えます

大雑把にこんな感じのバスラインになるように心がけると良いでしょう。↓↓
(「反行と斜行と並行」参照)
ソプラノ課題(反進行のイメージ)
ポイント②
ソプラノに対して付けられる和音を確認しておきます。

今回は「Ⅰ・Ⅴ・Ⅴ7」だけなので・・・
・ド →Ⅰ
・レ →ⅤかⅤ7
・ミ →Ⅰ
・ファ→Ⅴ7
・ソ →ⅠかⅤ
・ラ →(※つけられる和音はありません)
・シ →ⅤかⅤ7
・・・こんな感じですぐに頭に思いつくようにしておきましょう。

手順 ------------------------------
①始まりの和音と最後の和音はその調の主和音にする
(すべてⅠから始まりⅠで終わるような課題にしています)
そうすると必然と下記になります。↓
ソプラノ課題・例題1(手順1)

手順②は・・・次回へ続く・・・・・。
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