2010.02.14 (Sun)

第三音の重複

前回「Ⅴ7→Ⅰの連結(転回形)」の最後に「第三音の重複」と言う言葉で終わりました。

「第三音の重複」とは、和音構成音の内の第三音(例えばC=ド・ミ・ソだったらミのこと)が四声体の中で2箇所で使われている・・・・と言うことです。
和声ではこの第三音の重複はなるべく避けよう・・・という考えがあります。
では、なぜ第三音の重複を避けようとするのかを考えてみましょう。

これを考えるために、今回は単純に1つの和音の響きに注目して下さい。
下記を見てください。
第三音の重複1
赤○は第三音です。
※お使いのブラウザにプラグインソフトがインストールされていません。(参照http://www.apple.com/jp/quicktime/)プラグインソフトをインストール後に問題を解いて下さい。

上記はともにコード=Cですが、
・・・は通常の和音
・・・は第三音の重複した和音

Aの方が透き通った響きで、Bは少しギザギザっとした響きが混じっている・・・・・と感じませんか?ほんの少しの違いなので何度か聴いてみて下さい。

以前のどこかの記事でも少し書いたのですが、
和声は「和音をなめらかな進行にする」と共に「なめらかな(又は透き通った)響きにする」
・・・・・というのが特徴です。

なので和声の中ではBのように少しギザギザした響きが混じるのを避けようとする。
つまりは第三音の重複を避けようとするのです。

第三音の重複は決してダメだというものではありません。
このギザギザ感が好きだという人もいるでしょうし、時々は使いたいという人もいるでしょう。
きれいになめらかな進行をさせたい時は第三音の重複は避けようかな~って覚えておくのも良いでしょう。

また、第三音が重複していてもそんなにギザギザ感が出ない時もあったりします。
まぁこの辺は人それぞれ個人差があるので、あなたがどのように感じたかを覚えておきましょう。
和声  |  コメント(1)

*Comment

短6度の感じだと思う
♪♪♪ |  2016.01.23(土) 23:04 |  URL |  【コメント編集】

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